現物取引にはないコストってありますか

信用取引では金利がかかる

信用取引では現物取引と違って、いくつかの独自のコストがかかります。その一つが「金利」です。
そもそも信用取引とは、証券取引所や証券会社から借りた資金や株を運用して行われる取引であるため、構造的には借金やローンと全く同じになります。従って、その貸借契約に基づいて資金や株を借りた所へ金利を納める義務が生じます。
信用取引で納める金利は日割りで計算され、一般的には信用取引できる銘柄が絞られる証券取引所の方が安いとされます。証券会社は様々な銘柄を借用することができますが、金利設定は独自のものになるため、信用取引するに当たっては金利がどの程度かかるのかという点で専用口座を開く証券会社を決めると良いでしょう。

人気銘柄を信用取引する際には注意が必要!

証券会社から株を借りて信用取引を行う際、その株が商いが多い人気銘柄だった場合はより多くのコストがかかってくるため、注意が必要です。
証券会社が投資家に株を貸し付ける際、自身が保有する数以上の銘柄を信用売りする注文が入った場合、どこか別の所から都合をつけてその株を調達する必要性に迫られます。つまり、空売り注文が殺到する銘柄が投資家の手元に届くまでには、二重の貸借関係が生じることになります。この際、通常の空売り注文以上にかかるコストのことを「逆日歩」と呼びます。
空売り注文が殺到して人気がある銘柄は、この逆日歩が余分にかかってくるため、通常よりも多くの利益を出さなければ結果的に損失になってしまうことがあります。この点を十分気をつけて運用するようにしておきましょう。